お風呂上がりにタオルで髪を包んで、そのままドライヤーをかけようとしたら、タオルがずれてきてやり直す……そんな地味なストレスをずっと感じていた。髪が長くなってきてからドライヤーの時間も増えて、「もうちょっと楽にならないかな」と思っていたところ、そういえばヘアキャップってどうなんだろう?と気になりはじめた。
でも、いきなりドラッグストアで何百円も出して失敗したくないな、という気持ちもあって。ちょうど近所にセリアがあるので、100均で試してみようと思って足を運んでみた。
セリアでヘアキャップを探してみた

正直、最初はどの売り場に置いてあるか全然わからなかった。入ってすぐのバス・トイレ用品のコーナーをなんとなく歩いていたら、タオルやバスグッズが並んでいるあたりに発見。場所がわかれば迷わないけど、初めて探す人はバス用品コーナーをゆっくり見ていくといいと思う。
種類は2〜3種類くらい置いてあった。マイクロファイバー素材のもの、少し厚みのあるもの、そしてシンプルなタオル地タイプ。カラーは白、グレー、ピンク、ベージュ系が多くて、どれも落ち着いたカラーリング。派手すぎず、かといって地味すぎず、日常使いしやすそうな色味だなと思った。
ラッピングは透明な袋に入っていて、実際に生地を少し触れるような状態だったので、その場でざっくり触り心地を確認できたのがよかった。いくつか迷って、結局マイクロファイバー素材のものを選んだ。吸水力が高そうだったし、見た目もすっきりしていたので。
購入したヘアキャップを開封
家に帰って早速開封してみた。
まず手触りが思ったよりやわらかかった。マイクロファイバーって独特のひっかかりがある素材もあるけど、これはそこまでざらざら感がなくて、肌にあたっても不快じゃない感じ。生地の厚みは「薄め〜普通」くらい。分厚いタオルキャップには及ばないけど、ぺらぺらすぎるということもない。
ゴムの強さはちょうどよかった。きつすぎず、でもしっかりフィットしそうな弾力がある。頭に巻いたときにずれてきそうな不安はなさそう、という印象。
サイズはひとつのフリーサイズで、頭が大きめな人でも問題なく入りそうなくらいの余裕がある。ただ、髪をぜんぶ入れたときのシルエットは、モコッとした丸い形になる。悪くはないけど、スタイリッシュというよりはかわいらしい系のシルエット。
全体的に「100円とは思えない」とは言わないけど、「100円でこれなら十分」という感じ。この価格でこのクオリティなら文句なし、という第一印象だった。

実際にお風呂上がりに使ってみた
翌日のお風呂上がりにさっそく試してみた。
頭にかぶせるのはとても簡単。ゴムの口を広げて、前髪の生え際あたりから後ろに向かってかぶせていく感じ。髪をある程度まとめながら入れ込めば、思ったより全部しっかり収まった。慣れれば10秒もかからない。
装着してから5〜10分ほど家事をしてから外してみると、キャップの内側が湿っていて、髪からかなり水分を吸っているのがわかった。髪を触ってみると、何もしないでそのまま放置した状態よりも明らかに水分が減っている。「全部乾いた」というわけじゃないけど、タオルドライの手間がかなり省けた感じ。
その後のドライヤー時間を測ってみたら、体感で2〜3分くらい短くなった気がする。もともとロングで15分くらいかかっていたのが、12分前後になったイメージ。大きな差じゃないかもしれないけど、毎日のことだと地味にうれしい変化だった。
ロングヘア・ショートヘアで使い勝手は違う?
私はミディアムからロングくらいの長さなんだけど、問題なく使えた。ただ、髪が多い・長いほど全部を入れ込むのに少し慣れが必要かも。入れ込みきれなかった毛が数本飛び出ることが最初はあった。
ショートの人には正直かなり使いやすいと思う。全部収まるし、フィット感も出やすいし、装着も楽そう。ボブくらいの長さが一番使いやすいんじゃないかな、という気がした。
逆に、かなりのロングで毛量も多い人は、1枚だと吸水が追いつかないこともあるかもしれない。使いにくいというより、「これだけで完結させるのは難しい」という感じ。メインのタオルドライをしてからヘアキャップをかぶる、という順番にすると使い勝手がグッとよくなった。
数日使って感じたメリット
数日使い続けてみて、よかったと感じた点をまとめると:
軽くてコンパクト:普通のフェイスタオルより全然かさばらない。洗面台のちょっとしたスペースに置いておける。旅行に持っていくにも荷物にならないサイズ感。
洗濯がしやすい:ネットに入れて洗濯機で洗えるし、乾きも早い。マイクロファイバーって乾くのが速くて、翌朝にはもうほぼ乾いていた。
気軽に使える:100円だから「汚れたら買い替えよう」くらいの気持ちで使えるのが精神的に楽。大事に使わなきゃ……というプレッシャーがない。
ズレにくい:ゴムがしっかりしているので、装着してから動き回っても思ったより外れない。ちょっとした家事くらいなら問題なし。
気になった点も正直に紹介

よかった点がある一方で、気になった部分も正直に書いておく。
吸水力の限界:マイクロファイバーとはいえ、生地が薄いので吸水量には上限がある。洗髪直後の濡れた状態のままかぶると、キャップが早めに飽和してしまう感じがした。ある程度タオルで一拭きしてからかぶるほうが効果的。
サイズのフィット感:フリーサイズなので頭が小さめの人には少し大きいかも。私はそこまで気にならなかったけど、友人に試させたら「ちょっとぶかぶか感がある」と言っていた。
厚手タオルとの比較:ホテルに置いてあるような分厚いタオルキャップと比べると、1回あたりの吸水力は正直かなわない。「お高めタオルキャップの代替」というより「手軽な補助アイテム」と思っておくほうがいい。
耐久性:まだ短期間しか使っていないので断言はできないけど、長期間使うとゴムが伸びてきそうな印象はある。100円だからある程度で買い替える前提で使うほうが現実的かも。
ダイソーやキャンドゥの商品と比べると?
以前にダイソーでも似たようなヘアキャップを買ったことがあって、その印象と比べてみると。
ダイソーのものはボリュームがあるタイプが多くて、ふわっとした感じのデザイン。吸水力はダイソーのほうが若干高い気がしたけど、その分かさばる。セリアのは全体的にシンプルでコンパクトにまとまっているイメージ。
キャンドゥはそこまで種類を試していないけど、近所の店舗で見たときはあまりバリエーションがなかった印象がある。
どれが一番いい、というよりは好みの問題かなという感じ。デザインや生地の厚みに好みがあれば、いくつか比べて選んでみるのが一番だと思う。100円だし、試しやすい価格帯なのがありがたい。
こんな人には向いていると思った

使ってみてわかったのは、全員に完璧に合うアイテムではないけど、特定のシーンや人にはすごく刺さるアイテムだということ。
ロングヘアでドライヤー時間を少しでも短縮したい人:劇的にはならないけど、地味に時短になるのは確か。毎日使えば積み重なる。
旅行やジム・温泉によく行く人:荷物にならないし、かさばらないので持ち運びに最適。旅行先のホテルのタオルって薄いことが多いから、自分のキャップを持っていくと快適さが全然違う。
子育て中で時短したい人:子どもをお風呂に入れたあと、自分のケアに使える時間が限られている。そんなときにさっとかぶって家事ができるのは地味にありがたい。
初めてヘアキャップを試したい人:100円だから失敗しても痛くない。「ヘアキャップってどんなもの?」という入門として最適。
ズボラさん:洗濯も楽、乾きも早い、管理が簡単。面倒くさがりの人にこそ使ってほしいアイテムだと思った。

よくある質問
Q. セリアのヘアキャップはいくらですか?
110円(税込)です。100均なので基本的にどの商品も同じ価格帯ですが、セリアは税込110円が基本になっています。
Q. ロングヘアでも使えますか?
使えます。ただし、髪がかなり長くて量も多い場合は、先にある程度タオルドライをしてからかぶるほうが使いやすいです。入れ込む量が多いと最初は少し慣れが必要ですが、コツをつかめば問題ありません。
Q. 洗濯機で洗えますか?
洗えます。ネットに入れて洗濯機で洗えるので、衛生的に使い続けられます。マイクロファイバー素材は乾きも早くて、翌朝にはほぼ乾いていました。
Q. 吸水タオルの代わりになりますか?
完全な代替は難しいです。吸水力はしっかりしたタオルには及ばないので、「タオルドライの代わり」というよりは「タオルドライの補助」として使うのがちょうどいい使い方だと思います。
Q. 売り場はどこですか?
バス・トイレ用品のコーナーに置いてあることが多いです。タオルやバスグッズが並んでいるあたりを探してみてください。店舗によって多少レイアウトが違うこともありますが、バス用品コーナーを見ていけばだいたい見つかります。
Q. ダイソーにもヘアキャップはありますか?
あります。ダイソーでも同様のヘアキャップが販売されています。ダイソーのほうがボリュームがあるタイプが多い印象で、セリアのものはよりコンパクトでシンプルなデザインが中心です。好みや使い方によって選んでみてください。
Q. すぐ乾きますか?
マイクロファイバー素材のものは乾きが早いです。洗濯後に干しておけば、次の日には十分乾いていました。ヘアキャップ自体が湿ったままになるストレスが少ないのは地味に助かります。

セリアのヘアキャップはリピートしたい?
結論から言うと、リピートします。
正直、最初はあまり期待していなかった。「100円だし、まあそれなりかな」くらいの気持ちで買ったのに、使ってみたら思ったより日常に馴染んでくれた。お風呂上がりにさっとかぶって、そのまま洗面台で歯を磨いたりスキンケアをしたりする間に髪が少し乾いてくれる。その地味な積み重ねが、毎日のルーティンをちょっとだけ楽にしてくれている感じがする。
期待を超えたかと言われると、「期待通り」くらい。でも、100円でしっかり期待に応えてくれたのは十分すごいことだと思う。吸水力が完璧とか、耐久性が抜群とか、そういう話ではないけれど、「毎日気軽に使えるヘアキャップ」としての役割は十分果たしてくれている。
特によかったのは、管理のしやすさ。洗濯が楽で乾きが早いから、清潔に使い続けられる。大事に大事に使うんじゃなくて、ガンガン使って定期的に買い替える、という使い方がこの価格帯のアイテムには合っている気がして、そのサイクルがストレスなく回せる。
もしヘアキャップを試したことがない人や、ドライヤーの時間を少しでも短縮したい人がいたら、まずセリアで一つ買ってみてほしいと思う。失敗しても110円だし、気に入ったら毎日使える。そのくらいの気軽さで手に取れるのが、100均のいちばんいいところだなとあらためて感じた買い物だった。
