2023年3月のある雨の降る日曜日、私は自宅のリビングで途方に暮れていました。目の前には、5年間愛用し続けてきたお気に入りのトートバッグが置かれており、そのメインファスナーのスライダーが完全に壊れて、もはや開閉することすらできない状態になっていました。このトートバッグは、大学卒業時に母からプレゼントされた思い出深いもので、就職活動から社会人生活まで、私の人生の重要な場面すべてに寄り添ってくれた、かけがえのない相棒でした。
高品質な革製で、購入当時の価格は約25,000円。決して安い買い物ではありませんでしたが、その分丈夫で長持ちし、使い込むほどに味わいが増していく逸品でした。しかし、どんなに良いものでも5年間毎日使い続ければ、どこかに不具合が生じるものです。特にファスナーは開閉の頻度が高く、最も負荷がかかる部分の一つでした。「修理に出すべきか、それとも新しいバッグを購入するべきか」と悩みながら、ふと「自分で修理できないだろうか」という考えが頭をよぎりました。
インターネットで調べてみると、ファスナーのスライダー交換は、適切な部品さえあれば素人でも可能な修理だということが分かりました。そして運命的な出会いとなったのが、近所のセリアで発見した「ファスナースライダー交換セット」でした。わずか110円という価格でありながら、プロの修理業者に依頼すれば数千円かかる作業を自分の手で行うことができる、まさに魔法のような小さなパーツセット。
追加投資はわずか330円でしたが、これで作業環境は格段に向上するはずでした。
また、再度YouTubeでファスナー修理の動画を複数視聴し、プロの技術者がどのような手順で作業を進めているかを詳しく研究しました。特に参考になったのは、靴修理職人の動画で、「ファスナーのスライダー交換で最も重要なのは、ファスナ特に参考になったのは、靴修理職人の動画で、「ファスナーのスライダー交換で最も重要なのは、ファスナーテープとスライダーの角度を正確に合わせること」という解説でした。前回の失敗は、まさにこの角度調整ができていなかったことが原因だと理解できました。
この発見から始まった私の初めての本格的な修理体験は、単にバッグを直すということを超えて、物を大切にすることの意味、自分の手で何かを作り上げる喜び、そして100円ショップの奥深い可能性について深く考えさせてくれる貴重な経験となりました。失敗と成功を繰り返しながら完成させた修理作業、そしてその後2年間にわたる継続使用まで、110円のスライダーセットが私にもたらした価値は、決して金額では測れないものでした。
物があふれ、使い捨てが当たり前になった現代社会において、小さな部品一つで大切な物を蘇らせることができる喜び。この体験を通じて学んだ「修理する楽しさ」と「物を長く使い続けることの意義」について、詳細に記録していきたいと思います。

愛用バッグとの出会いと5年間の軌跡
私がそのトートバッグと初めて出会ったのは、2018年2月、大学4年生の就職活動解禁直前のことでした。当時の私は文学部の学生で、出版社や編集プロダクションへの就職を目指していました。母は「就職活動は人生の大切な時期だから、きちんとしたバッグを持ちなさい」と言って、デパートの革製品売り場に連れて行ってくれました。
そこで出会ったのが、上質なイタリア製レザーを使用したA4サイズ対応のトートバッグでした。色は深いネイビーで、シンプルながら上品なデザイン。メインファスナーがしっかりとしており、内部にも複数のポケットがある機能的な構造でした。店員さんの説明によると、「このバッグは職人が一つ一つ手作りしており、使い込むほどに革が柔らかくなり、独特の風合いを楽しめる」とのことでした。
価格は25,000円と、学生の私には少し高く感じましたが、母は「長く使えるものだから、これにしましょう」と即決してくれました。「社会人になっても使えるし、きっとあなたの良いパートナーになるはず」という母の言葉が印象的でした。
就職活動期間(2018年3月-6月): このバッグは、就職活動期間中の私の頼もしい相棒でした。履歴書、エントリーシート、筆記用具、手帳、ノートパソコンなど、就活に必要なすべてのアイテムを整理して収納できました。
特に重宝したのは、メインコンパートメントとサブポケットの使い分けでした。面接時にすぐに取り出す必要がある履歴書はメインに、筆記用具類はサイドポケットにというように、効率的な収納ができました。
また、上質な革製品ということで、面接官からの印象も良かったようです。ある出版社の面接で、面接官の方から「素敵なバッグですね。長く大切に使われているのが分かります」と褒められたこともありました。
結果的に、第一志望の編集プロダクションから内定をいただくことができ、このバッグは私の就職活動成功の立役者の一つとなりました。
社会人1年目-3年目(2018年7月-2021年7月): 社会人になってからも、このバッグは毎日の通勤に欠かせない存在でした。編集の仕事は、原稿、資料、参考書籍など、多くの書類を持ち運ぶことが多く、収納力の高いこのバッグは非常に重宝しました。
使い始めから1年ほど経った頃、革の色味が徐々に変化し始めました。最初の鮮やかなネイビーから、深みのある濃紺へと変化し、革特有の艶も出てきました。これは店員さんが説明してくれた「使い込むほどに味わいが増す」ということの実感でした。
2年目には、革の柔軟性も向上し、使い心地がさらに良くなりました。最初は少し固めだった革が、手に馴染む柔らかさになり、肩にかけた時のフィット感も格段に向上しました。
3年目頃から、同僚や友人からも「そのバッグ、とても素敵ですね。どちらで購入されたんですか?」と質問されることが増えました。経年変化による独特の風合いが、多くの人の目を引くようになったのです。
社会人4年目-5年目(2021年8月-2023年2月): 4年目に入ると、バッグの革はさらに深い色味を帯び、職人技による丁寧な作りの良さがより際立つようになりました。手で触れる部分は特に柔らかくなり、まさに「自分だけの一品」という感覚が強くなりました。
しかし、毎日の使用による摩耗も少しずつ現れ始めました。角の部分に軽いスレが見られたり、持ち手部分に小さなシワが入ったりするようになりました。ただし、これらの変化も「使い込んだ証」として、むしろ愛着を深める要因となっていました。
そして5年目の終わり、2023年2月のある日、ついに問題が発生しました。

ファスナー故障の発見と最初の対応
2023年2月20日(月曜日)の朝、いつものように出勤準備をしていた私は、バッグのメインファスナーに異変を感じました。いつもより重く感じるファスナーを無理に動かそうとした瞬間、「パキッ」という小さな音と共に、スライダーの一部が破損してしまいました。
急いで確認すると、スライダーの片側の爪の部分が完全に折れており、ファスナーテープから外れてしまっていました。これではファスナーを閉じることができず、バッグの中身が丸見えになってしまいます。
その日は、応急処置としてバッグの口を洗濯バサミで留めて出勤しました。職場でも、「どうしたんですか、そのバッグ?」と同僚に心配されるほど不格好な状態でした。
昼休みに、職場近くの鞄修理店に相談に行きました。店主は50代の職人風の男性で、私のバッグを手に取って丁寧に状態を確認してくれました。
「このバッグ、とても良い革ですね。大切に使われているのが分かります」と最初に言ってくれたのが印象的でした。「ファスナーのスライダー交換ですね。この太さのファスナーなら修理可能です」との診断でした。
ただし、修理費用を聞いて少し躊躇しました:
- スライダー交換:3,500円
- 作業期間:1週間程度
- 革の状態チェックとメンテナンス(オプション):2,000円
合計5,500円という金額は、決して高すぎるわけではありませんが、「もう5年も使ったバッグに、この金額をかけて修理する価値があるだろうか」と迷いました。
また、1週間もバッグが使えないのは、仕事上かなり不便でした。このバッグには仕事の資料や重要な書類を整理して入れており、他のバッグでは同じような使い勝手を実現できません。
「少し考えさせてください」と伝えて、いったん修理店を後にしました。
帰宅後の検討: その日の夜、インターネットで「ファスナー スライダー 交換 自分で」というキーワードで検索してみました。すると、意外にも多くの情報がヒットしました。YouTubeの動画解説、DIY関連のブログ記事、手芸サイトのハウツー記事など、素人でもファスナーのスライダー交換ができることを示す情報が豊富にありました。
特に参考になったのは、手芸系YouTuberの「みどりのDIYチャンネル」という動画でした。30代の女性が、古いジャケットのファスナーを自分で修理する過程を丁寧に解説しており、「専門知識がなくても、適切な工具と部品があれば十分可能」と説明していました。
必要な材料は以下の通りでした:
- 交換用スライダー(ファスナーの幅に対応したもの)
- ラジオペンチ(小型のもの)
- マイナスドライバー(精密ドライバー)
- 針と糸(必要に応じて)
動画を見る限り、作業自体はそれほど複雑ではなさそうでした。ただし、「適切なサイズのスライダーを見つけることが最も重要」と強調されていました。
手芸店や専門店でスライダーを購入すると、1個300円〜800円程度。工具類を含めても2,000円以下で材料が揃いそうでした。修理店の半額以下で、しかも即日対応が可能です。
「これなら試してみる価値がありそう」と考え、翌日の昼休みに材料を探しに行くことにしました。

セリアでの運命的な発見
2023年2月21日(火曜日)の昼休み、私は職場近くのショッピングモールに向かいました。最初に手芸店の「ユザワヤ」を覗いてみましたが、ファスナー関連商品は確かに豊富であるものの、価格は予想通りやや高めでした。
スライダー単体で500円、専用の工具セットで1,200円、合計1,700円。修理店に比べれば安いものの、「もう少し安く済ませられないだろうか」と思いました。
ふと、同じフロアにある「セリア」を覗いてみることにしました。これまで100円ショップで手芸用品を購入したことはありませんでしたが、最近の100円ショップは品揃えが充実していると聞いたことがあります。
セリアの手芸・裁縫コーナーに行ってみると、予想以上に豊富な商品が陳列されていました。糸、針、ボタン、マジックテープ、アイロン接着剤など、基本的な手芸用品はほぼ全て揃っている印象でした。
そして、ファスナー関連商品の棚で、私は運命的な商品と出会いました。
「ファスナースライダー交換セット」(110円)
パッケージには以下のような説明が書かれていました:
- 内容:スライダー3個(サイズ3・5・8番対応)、交換用の留め具、簡易工具
- 使用方法:詳細な図解説明書付き
- 対応ファスナー:一般的な服飾・鞄・ポーチ類
- 日本製
「これは本当にあるのか?」と目を疑いました。手芸店で1,700円かかる内容が、110円のセットに含まれているというのです。
パッケージの裏面を詳しく読むと、確かに私のバッグのファスナーに対応できそうなサイズのスライダーが含まれていました。説明書の図解も分かりやすく、「初心者でも安心」という文言もありました。
半信半疑でしたが、110円なら失敗しても諦めがつくと考え、購入することにしました。さらに、念のために精密ドライバーセット(110円)も追加で購入しました。
レジで支払いを済ませながら、「本当にこれで5年間愛用したバッグが直るのだろうか」という期待と不安が入り混じった複雑な気持ちでした。
職場での検証: 午後の休憩時間に、購入したセットを職場で確認しました。パッケージを開けると、確かに3種類のサイズのスライダーが入っており、私のバッグのファスナーと比較してみると、5番サイズがちょうど合いそうでした。
付属の説明書は、A4サイズ1枚に図解付きで分かりやすく書かれていました。作業手順は以下の通りです:
- 壊れたスライダーをファスナーから取り除く
- ファスナーの上端(上留め)を一時的に取り外す
- 新しいスライダーをファスナーテープに通す
- 上留めを元の位置に取り付ける
- 動作確認を行う
読んでみると、思っていたより単純な作業でした。「これなら私にもできそう」という自信が湧いてきました。
その日の夜、自宅で実際の修理作業に挑戦することにしました。

初回修理挑戦:失敗から学んだこと
2023年2月21日の夜、ダイニングテーブルに新聞紙を敷き、デスクライトで手元を明るく照らして、人生初のファスナー修理に挑戦しました。
まず、バッグの状態を詳しく観察しました。壊れたスライダーは片側の爪が完全に折れており、ファスナーテープから半分外れかかっている状態でした。ファスナーテープ自体には損傷がなく、「これなら修理可能だろう」と判断しました。
第1段階:壊れたスライダーの除去 説明書に従って、まず壊れたスライダーを完全に取り除く作業から始めました。セリアのセットに付属していた小さなペンチを使って、慎重にスライダーをファスナーから外しました。
この段階は比較的スムーズに進みました。壊れているスライダーなので、多少乱暴に扱っても問題なく、10分ほどで完全に除去できました。
第2段階:上留めの取り外し 次に、ファスナーの上端にある「上留め」と呼ばれる金属部品を取り外す必要がありました。これは新しいスライダーを通すために一時的に外すもので、作業完了後に元の位置に戻します。
ここで最初の困難に直面しました。上留めは想像以上にしっかりと固定されており、付属の簡易工具では思うように動きませんでした。無理に力を加えると、ファスナーテープを損傷する可能性がありました。
30分ほど格闘した結果、なんとか片側の上留めを外すことができましたが、作業中にファスナーテープの端が少しほつれてしまいました。
第3段階:新しいスライダーの取り付け いよいよ新しいスライダーをファスナーに通す作業です。セリアのセットから5番サイズのスライダーを取り出し、慎重にファスナーテープに通そうとしました。
しかし、ここで大きな問題が発生しました。スライダーがファスナーテープにうまく噛み合わず、何度試しても正常に通すことができませんでした。力を入れすぎると、せっかくのファスナーテープを破損させてしまう恐れがありました。
第1回目の結果:失敗 2時間の格闘の末、結局その日は成功に至りませんでした。新しいスライダーは取り付けることができず、上留めは外れたまま、ファスナーテープの端は少しほつれてしまうという、むしろ状況が悪化した状態で作業を中断しました。
「やはり素人には無理だったのかもしれない」と落ち込みましたが、「明日もう一度チャレンジしてみよう」と気を取り直しました。
失敗の原因分析: 翌日、冷静になって失敗の原因を分析してみました。
- 工具の不備:付属の簡易工具だけでは限界があった
- 知識不足:ファスナーの構造を十分に理解していなかった
- 焦り:早く直したい気持ちが先走り、丁寧さに欠けた
- 照明不足:細かい作業には、もう少し明るい環境が必要だった
これらの反省を踏まえて、再挑戦の準備を整えることにしました。
準備を整えての再挑戦
2023年2月23日(木曜日)、仕事帰りに追加の工具を購入しました。前回の失敗を受けて、以下の追加投資を決めました:
- ダイソーの「精密作業用ペンチセット」(110円)
- ダイソーの「LED拡大鏡」(110円)
- セリアの「手芸用接着剤」(110円)※ほつれた部分の補修用
追加投資はわずか330円でしたが、これで作業環境は格段に向上するはずでした。
また、再度YouTubeでファスナー修理の動画を複数視聴し、プロの技術者がどのような手順で作業を進めているかを詳しく研究しました。特に参考になったのは、靴修理職人の動画で、「ファスナーのスライダー交換で最も重要なのは、ファスナ特に参考になったのは、靴修理職人の動画で、「ファスナーのスライダー交換で最も重要なのは、ファスナーテープとスライダーの角度を正確に合わせること」という解説でした。前回の失敗は、まさにこの角度調整ができていなかったことが原因だと理解できました。
2回目の挑戦(2023年2月24日): 金曜日の夜、今度は十分な準備を整えて再挑戦しました。ダイニングテーブルに白いタオルを敷き、LED拡大鏡で手元を明るく照らし、新しく購入した精密ペンチを手に、慎重に作業を開始しました。
上留めの取り外し(改良版): 前回苦労した上留めの取り外しは、精密ペンチを使うことで格段にスムーズになりました。ファスナーテープを傷めることなく、両側の上留めを安全に取り外すことができました。
スライダーの取り付け(成功): 最も重要なスライダーの取り付け作業では、前回の教訓を活かしました。ファスナーテープの両端を平行に保ち、スライダーを45度の角度で慎重に挿入。LED拡大鏡のおかげで細部がよく見え、ファスナーの歯とスライダーの溝が正確に噛み合う瞬間を確認できました。
「カチッ」という小さな音と共に、スライダーがファスナーテープに正しくセットされました。その瞬間、心の中で「やった!」と叫びました。
動作確認: スライダーをゆっくりと動かしてみると、滑らかにファスナーが開閉しました。新品のスライダーは動きが軽く、5年間使い続けた古いファスナーテープとは思えないほどスムーズでした。
上留めの再取り付け: 最後に、一時的に取り外していた上留めを元の位置に戻しました。こちらも精密ペンチの効果で、きれいに取り付けることができました。
修理完了: 作業開始から約1時間で、ついにファスナーの修理が完了しました。バッグのメインファスナーは、まるで新品のような滑らかさで開閉するようになりました。
「110円のセリア製スライダーで、25,000円のバッグが蘇った」という事実に、感動すら覚えました。

修理後の感動と使用感の変化
修理が完了したその夜、私は何度もファスナーを開け閉めして、その滑らかな動作を確認していました。新しいスライダーは古いファスナーテープとの相性も良く、むしろ以前よりもスムーズに動作するようになっていました。
翌週の月曜日(2月27日)、修理したバッグを持って出勤しました。見た目には修理した痕跡はほとんど分からず、機能的には完全に復活していました。
職場で同僚の田中さん(仮名)に修理の経緯を話すと、「えー、本当に自分で直したんですか?すごいじゃないですか!」と驚かれました。「100円ショップの部品で直るなんて信じられない」という反応が多く、私自身も改めてその事実の凄さを実感しました。
使用感の改善点:
- ファスナーの開閉がかなり軽くなった
- 引っかかりが完全になくなった
- 音も静かになった
- 片手での操作が楽になった
新しいスライダーの効果で、5年間使い続けたバッグが、まるで新品に近い使い心地を取り戻していました。
修理成功による意識の変化
この修理体験は、私の「物との向き合い方」を根本的に変えました。
修理への抵抗感の解消: それまで「壊れたら捨てる、新しいものを買う」という思考が当たり前でした。しかし、実際に自分の手で物を直してみると、修理作業そのものに大きな充実感と達成感があることを発見しました。
100円ショップへの認識の変更: セリアのファスナースライダーセットの品質は、予想をはるかに上回るものでした。「安かろう悪かろう」という固定観念が完全に覆されました。
必要な機能を適正価格で提供するという100円ショップの価値を、身をもって実感しました。
物を大切にする心の育成: 自分で修理したバッグへの愛着は、以前とは比べものになりません。「自分の手で蘇らせた」という経験が、物を大切にする気持ちを一層強くしました。
他の修理への挑戦拡大
バッグの修理成功に自信を得た私は、その後さまざまな修理に挑戦するようになりました。
ジャケットのファスナー修理(2023年3月): 3年前に購入したお気に入りのジャケットのポケットファスナーが故障。今度は迷うことなくセリアでスライダーを購入し、30分で修理完了。修理費用110円。
友人からの修理依頼(2023年4月): バッグ修理の話を聞いた大学時代の友人から、「お気に入りのポーチのファスナーが壊れたから直してもらえる?」という依頼がありました。
友人のポーチは2番サイズのファスナーでしたが、セリアのセットには対応サイズが含まれており、問題なく修理できました。友人は「修理代いくら?」と聞いてきましたが、「110円のスライダー代だけでいいよ」と答えると、とても驚いていました。
母のバッグ修理(2023年5月): 母が愛用していたハンドバッグのファスナーも故障していることを知り、修理を申し出ました。母は「そんな細かい作業、大変でしょう?」と心配していましたが、もはや私にとって30分程度の慣れた作業でした。
母は修理されたバッグを手に取って、「まるで新品みたい!あなたがこんなに器用だったなんて知らなかった」と喜んでくれました。
2年間の継続使用と耐久性の検証
2023年2月の修理から2025年2月現在まで、約2年間継続してバッグを使用し続けています。セリアのスライダーの耐久性について詳しく検証できました。
使用頻度:
- 週5日(平日)の通勤で使用
- 1日あたり平均10回程度の開閉
- 年間約2,500回の開閉操作
2年間使用後の状態:
- スライダーの動作:依然として滑らか
- 外観の変化:軽微な擦れはあるが、機能に影響なし
- 故障:一切なし
予想をはるかに上回る耐久性でした。「110円の部品がここまで持つとは」という驚きが率直な感想です。
経済的効果の検証
この2年間で、ファスナー修理による経済的効果を計算してみました。
直接的な節約効果:
- バッグ買い替え回避:25,000円の節約
- 修理店利用回避:3,500円の節約
- 実際の修理費用:110円(セリアのスライダーセット)
- 合計節約額:28,390円
間接的な効果:
- 友人・家族の修理による好感度向上:プライスレス
- 修理スキルの習得:今後の応用可能
- 物を大切にする意識の向上:長期的な節約効果
わずか110円の投資で、28,000円以上の価値を生み出したことになります。
他の人への情報共有と反響
この体験をSNSやブログで共有したところ、多くの反響がありました。
Twitter投稿の反応: 「セリアのファスナースライダーセット(110円)で5年愛用のバッグが復活!修理店に出せば3,500円のところを自分で直して大満足 #DIY #修理 #100均」
この投稿は200以上のいいねと50件のリツイートを獲得。多くの人から「知らなかった!」「今度試してみます」というコメントをいただきました。
ブログ記事の反響: より詳細な修理手順をブログに投稿したところ、月間3,000回以上のアクセスがありました。コメント欄には「おかげでお気に入りのバッグが直りました」「100円でこんなことができるなんて感動です」といった感謝の声が多数寄せられました。
口コミでの広がり: 職場や友人関係でも情報が広がり、これまでに10人以上の人が同様の修理に成功したと報告してくれています。
