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【ダイソー・セリア】100均の伊達メガネが変えた私の「見られ方」と「見え方」

100均の伊達メガネが変えた私の「見られ方」と「見え方」

「あの、何か印象変わりました?」

いつも通りコンビニに寄った帰り道、バイト先の後輩にそう声をかけられた時、私は少し驚きました。確かに今日から何かが違う。でも、髪型を変えたわけでも、メイクを変えたわけでもありません。ただ、顔に一つ、新しいアイテムが加わっただけです。

それは、100均で買った伊達メガネでした。

「メガネ、似合ってますね。なんか、賢そうに見えます」

後輩の何気ない一言が、私と伊達メガネの長い付き合いの始まりでした。たった110円のアイテムが、私の印象を変え、そして自分自身の内面まで変えていくことになるとは、この時はまだ想像もしていませんでした。

ダイソー 伊達メガネ

きっかけは些細な悩みから

私が伊達メガネに興味を持ったきっかけは、実はとても些細なことでした。

童顔コンプレックス

当時27歳だった私は、ずっと童顔であることにコンプレックスを抱いていました。大学生の頃から「高校生ですか?」と聞かれることが多く、社会人になってからも「新入社員?」と間違えられることがしょっちゅうでした。

もちろん、「若く見られるのは良いこと」という意見もあります。でも、仕事の場面では、必ずしもそうではありません。

取引先との打ち合わせで、相手が明らかに私を軽く見ている態度を取る。社内で企画を提案しても、「まだ若いから」と真剣に聞いてもらえない。そんな経験が何度もありました。

「もう少し、落ち着いた雰囲気が欲しい」 「大人っぽく、知的に見られたい」

そう思うようになったのは、入社3年目の春でした。

友人の劇的な変化

そんな時、久しぶりに大学時代の友人、美咲と会いました。彼女も私と同じように童顔で、いつも「幼く見られる」ことを気にしていました。

駅で待ち合わせをした時、最初は彼女だと気づきませんでした。メガネをかけた知的な雰囲気の女性が、こちらに向かって手を振っています。

「美咲?」 「そう!久しぶり!」

近づいてよく見ると、確かに美咲でした。でも、以前とは明らかに印象が違います。落ち着いて、大人っぽく、そして知的に見えます。

「そのメガネ、いつから?すごく似合ってる」 「ありがとう。実はこれ、伊達メガネなの。3ヶ月前から使い始めたんだけど、印象変わるよね」

伊達メガネ。視力は悪くないのに、ファッションやイメージチェンジのためにメガネをかけること。存在は知っていましたが、自分がかけるという発想はありませんでした。

「どこで買ったの?高かった?」 「ううん、これ100均。ダイソーで110円」

110円。その手軽さに、私は心が動きました。もし似合わなくても、110円なら諦めがつきます。でも、もし美咲のように印象が変わるなら、試してみる価値はあるかもしれません。

「私も、試してみようかな」

カフェで話している間も、美咲のメガネ姿が気になって仕方ありませんでした。本当に、以前とは別人のように見えます。童顔の幼さが、メガネによって知的な印象に変わっているのです。

daiso 伊達メガネ

初めての100均伊達メガネ購入

美咲と別れた翌日、私は仕事帰りにダイソーに立ち寄りました。

メガネコーナーでの発見

アクセサリーコーナーの近くに、メガネのコーナーがありました。老眼鏡や、ブルーライトカットメガネ、そして伊達メガネ。予想以上に種類が豊富で驚きました。

伊達メガネだけでも、10種類以上はあります。フレームの形も、色も、太さも様々。

  • 黒縁の太いフレーム(ウェリントン型)
  • 茶色の細いフレーム(オーバル型)
  • シルバーの金属フレーム(スクエア型)
  • べっ甲柄のフレーム(ボストン型)
  • 透明なフレーム(クリアフレーム)

「こんなに種類があるんだ…」

どれを選べばいいのか、全く分かりませんでした。そもそも、自分にどんなメガネが似合うのかも分かりません。

試着の勇気

しばらく棚の前で悩んでいると、同じように伊達メガネを見ている女性がいることに気づきました。彼女は躊躇なく、いくつかのメガネを手に取って、スマホのカメラで自撮りしながら確認しています。

「そうか、自撮りで確認すればいいのか」

私も勇気を出して、まず黒縁のウェリントン型を手に取りました。パッケージから出して、恐る恐る顔にかけてみます。

スマホのインカメラで自分の顔を確認しました。

「…なんか、違う」

黒縁の太いフレームは、私の顔には少し強すぎる印象でした。童顔を隠すどころか、メガネだけが浮いて見えます。

次に、茶色の細いフレームを試しました。

「これも、何か違う…」

細すぎるフレームは、逆に顔の輪郭を強調してしまい、幼い印象がより際立ってしまいます。

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3つ目、シルバーの金属フレームのスクエア型。

「あ、これは…悪くないかも」

少し知的な印象になりました。でも、何となくビジネスライクすぎて、普段使いには硬い印象です。

4つ目、べっ甲柄のボストン型。

「これ、いいかも!」

丸みのあるボストン型のフレームが、私の顔の形に合っているようです。べっ甲柄も、黒よりも柔らかい印象で、顔に馴染みます。そして何より、確かに印象が変わります。幼い印象が和らぎ、少し大人っぽく、知的に見えます。

「これにしよう」

最後に、透明なクリアフレームも試してみました。これも悪くありません。べっ甲柄よりもさらに軽やかで、カジュアルな印象です。

「両方買っちゃおうかな」

べっ甲柄のボストン型と、透明なクリアフレーム。2つ合わせても220円。この価格なら、両方買って、その日の気分や服装に合わせて使い分けることもできます。

レジに向かいながら、少しワクワクしている自分がいました。「本当に印象が変わるかな」「周りはどんな反応をするかな」という期待と、「似合わないって言われたらどうしよう」という不安が入り混じっていました。

100均 伊達メガネ

初めて伊達メガネをかけた日

翌朝、鏡の前で30分以上悩みました。

出勤前の葛藤

「本当に、これで出勤していいのかな」

昨日、家で試した時は「いい感じ」と思ったのに、いざ出勤するとなると、急に不安になりました。

「急にメガネをかけていったら、周りは不思議に思うかな」 「『似合わない』って思われたらどうしよう」 「『気取ってる』って思われないかな」

鏡の前で、メガネをかけたり外したりを繰り返しました。時計を見ると、もう出発しないと遅刻してしまう時間です。

「えい、もういいや。ダメだったら、途中で外せばいい」

意を決して、べっ甲柄のボストン型伊達メガネをかけて、家を出ました。

通勤電車での違和感

電車の中で、ガラスに映る自分の姿を何度も確認しました。

「やっぱり変かな…」 「みんな、私のこと見てないかな…」

実際には、朝の通勤電車で誰も私のことなど気にしていないはずなのに、メガネをかけているだけで、やたらと目立っている気がしました。

でも、ガラスに映る自分の姿を見るたびに、確かに印象が違うことを実感しました。いつもの自分より、少し大人っぽく、落ち着いて見えます。

「やっぱり、メガネって印象変わるんだな」

そう思いながら、会社の最寄り駅に到着しました。

職場での反応

オフィスに入ると、最初に出会ったのは同期の田中でした。

「おはよう」といつも通り挨拶すると、田中が一瞬、不思議そうな顔をしました。

「…おはよう。あれ、メガネ?目悪くなったの?」 「あ、これ伊達メガネ。ちょっとイメージチェンジしてみようかなと思って」 「へー、似合ってるじゃん。なんか、雰囲気変わったね」

「似合ってる」という言葉に、少しホッとしました。でも、これは社交辞令かもしれません。本当のところはどうなんだろう、と思いながら自分のデスクに向かいました。

席に着くと、隣の席の先輩、佐々木さんが声をかけてきました。

「あれ、メガネ?いつから?」 「今日からなんです。伊達メガネなんですけど」 「そうなんだ。いいじゃん、知的な感じで。今までとちょっと雰囲気違うね」

またしても「似合ってる」という反応。少しずつ、自信が湧いてきました。

午前中の間に、何人かの同僚から「メガネ、似合ってるね」「印象変わったね」というコメントをもらいました。誰も「変」とか「似合わない」とは言いませんでした。

お昼休み、いつものメンバーで食堂に行くと、後輩の山田が言いました。

「先輩、今日すごく落ち着いて見えます。なんか、頼りになる先輩って感じです」

この言葉が、一番嬉しかったかもしれません。「落ち着いて見える」「頼りになる」。これこそ、私が求めていた印象でした。

セリア 伊達メガネ

午後の会議での変化

午後、取引先との打ち合わせがありました。いつもなら、少し緊張する場面です。特に、今日の相手は初対面の方も含まれています。

会議室に入り、名刺交換をしました。相手の担当者は、50代くらいの男性です。いつもなら、この年代の方は、私の見た目の若さに少し驚いた表情を見せることが多いのですが、今日は違いました。

「よろしくお願いします」と普通に接してくれます。年齢を疑われている様子もありません。

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会議が進む中で、私は自分でも不思議なくらい、いつもより堂々と話せていることに気づきました。メガネをかけているだけなのに、なぜか自信が湧いてきます。

「このメガネが、私を守ってくれている」

そんな不思議な感覚がありました。メガネという、顔と相手の間にある一枚の「壁」が、私に安心感を与えてくれているようでした。

会議は無事に終わり、取引先の方からも良い反応をいただけました。会議室を出た後、上司から「今日、いつもよりハキハキしてたね。良かったよ」と言われました。

メガネをかけただけで、こんなに変わるものなのか。自分でも驚きました。

100均 伊達メガネ

伊達メガネのある生活

それから、伊達メガネは私の日常に欠かせないアイテムになりました。

TPOに合わせて使い分ける

最初に買った2つのメガネ(べっ甲柄と透明フレーム)に加えて、次第にコレクションが増えていきました。

仕事用には、べっ甲柄のボストン型と、黒縁の細いスクエア型。これらは、知的で落ち着いた印象を与えるので、会議やプレゼンテーションの時に使います。

プライベート用には、透明フレームと、ゴールドの細い金属フレーム。こちらは柔らかい印象なので、友人と会う時やデート(まだ相手はいませんでしたが)の時に使おうと考えていました。

そして、カジュアル用に、カラーフレーム(ネイビーとワインレッド)も購入しました。

気づけば、6本の伊達メガネを持っていました。全部100均で購入したので、合計660円。それでも、服を選ぶようにメガネを選ぶという新しい楽しみができました。

自信がついた仕事の場面

伊達メガネをかけるようになってから、仕事での自信が明らかに増しました。

ある日、大きなプレゼンテーションがありました。部署全体の前で、新しいプロジェクトの企画を発表する機会です。以前の私なら、緊張で声が震えていたかもしれません。

でも、この日はべっ甲柄のメガネをかけて、プレゼンテーションに臨みました。不思議なことに、メガネをかけていると、いつもより落ち着いて話せるのです。

「メガネが自分を守ってくれている」 「メガネをかけている自分は、プロフェッショナルだ」

そんな風に思えるのです。もちろん、これは完全に心理的なものです。メガネ自体に何か特別な力があるわけではありません。でも、この心理的な効果が、私にとっては大きな意味を持ちました。

プレゼンテーションは成功しました。終了後、部長から「最近、成長したね。頼もしくなった」と言われました。

メガネをかけ始めてから、確かに何かが変わりました。外見の印象だけでなく、内面の自信も。

意外な出会い

伊達メガネをかけるようになってから3ヶ月後、意外な出会いがありました。

会社の近くのカフェで、仕事の資料をまとめていた時のことです。隣の席に座っていた男性が、声をかけてきました。

「すみません、そのメガネ、どちらで購入されたんですか?」

顔を上げると、30代くらいの爽やかな男性でした。

「え、これですか?実は100均で買ったんです」 「100均!そうなんですか。すごく似合ってますね。実は、僕も伊達メガネを探していて。参考になります」

そこから、メガネの話で盛り上がりました。彼も、仕事での印象を変えたくて、伊達メガネを検討しているとのこと。

「100均のメガネでも、意外としっかりしてますよ。種類も豊富ですし」 「そうなんですね。今度、見に行ってみます」

会話は自然に、仕事の話や趣味の話に広がっていきました。彼は、IT系の会社でデザイナーをしているとのこと。話していて、とても楽しい時間でした。

別れ際、「よかったら、また連絡先交換しませんか?メガネを買ったら、似合うかどうか相談に乗ってほしいです」と言われ、連絡先を交換しました。

後日、彼から「メガネ買いました!」というメッセージと共に、写真が送られてきました。「似合ってます!」と返信すると、「今度、お茶しませんか?」と誘われました。

メガネがきっかけで、こんな出会いがあるとは思ってもいませんでした。

その後、彼とは何度か会うようになり、交際に発展しました。初デートの日、彼は言いました。

「実は、最初にカフェで見かけた時、メガネをかけて真剣に仕事をしている姿が、すごく素敵だなと思ったんです。声をかけるきっかけが欲しくて、メガネのことを聞いたんです」

まさか、そんな理由だったとは。でも、もし私がメガネをかけていなかったら、彼が声をかけることもなかったかもしれません。

たった110円の伊達メガネが、私の恋愛まで変えてしまいました。

伊達メガネから学んだこと

伊達メガネを使い始めて半年が経った頃、私はいくつかの大切なことを学びました。

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外見が内面に与える影響

最初は単純に「外見の印象を変えたい」という理由で始めた伊達メガネでしたが、次第に気づいたのは、外見を変えることが内面にも影響を与えるということでした。

メガネをかけると、自然と背筋が伸びます。姿勢が良くなります。話し方も、少し丁寧になります。これは、「メガネをかけている自分」に対する自己イメージが、行動に影響を与えているのだと思います。

心理学では、これを「エンクローズド・コグニション(着衣認知)」と呼ぶそうです。身につけるものが、その人の心理状態や行動に影響を与える現象です。

白衣を着ると注意力が高まるという研究があるように、メガネをかけることで「知的な自分」「プロフェッショナルな自分」を意識し、それに相応しい行動を取ろうとする。それが、結果的に自信につながり、パフォーマンスの向上にもつながったのだと思います。

小さな変化が大きな変化を生む

たった110円のアイテムが、私の生活をこんなにも変えるとは思っていませんでした。

印象が変わり、自信がつき、仕事でのパフォーマンスが上がり、さらには恋人までできました。

これは、伊達メガネそのものが魔法のアイテムだったわけではありません。でも、小さな一歩を踏み出すきっかけになったという意味で、とても大きな存在でした。

「何かを変えたい」と思った時、大きな変化を一度に起こす必要はありません。小さなことから始めればいい。髪型を変える、メイクを変える、服装を変える、そしてメガネをかけてみる。

そういった小さな変化の積み重ねが、やがて大きな変化を生み出すのだと、実感しました。

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